1週間の流れ
本研究室に配属となった学生は,「研究打ち合わせ」と「読書会」の二つの行事に参加する必要があります。逆を言うと,それ以外の時間はすべて,自分の裁量で研究・勉強・趣味等に費やすことができます。
研究打ち合わせ
研究室の学生を,関連するテーマについて研究を行っているいくつかの研究グループに分け,それぞれの研究グループ毎に週1回,決められた時間帯に研究進捗状況の議論を行います。
得られた結果の検討・吟味,今後の方針などについて議論する場となります。
読書会
研究に関連する英文の学会論文誌や雑誌の内容を週1回1人の担当者に紹介してもらい, 英論文の読解力を向上させるとともに,世界の研究動向について学びます。
研究室ゼミ
学会発表
日々の研究の成果は,国内外の学会で発表することになります。
学会発表は,同分野でのプレゼンスを示すだけでなく,学外の研究者とのディスカッションを通して,さらなる深化へのヒントを得ることができる格好の機会です。
修士課程の2年間では平均5~6回,博士後期課程になると年間平均4~5回の国内学会での発表に加え,年間1~2回程度,海外での国際会議で発表しています。もちろん,修士課程の学生も,研究が大きく進展した場合には国際会議の場でドンドン発表してもらっています。
これまでの学会発表等の実績については,研究業績のページを参照してください。
他大学との学生レベルの研究交流
電力システム研究交流会(四大学合同ゼミ)
横浜国立大学,大阪大学,広島大学の電力システムに関連した研究室と合同で,学生主体のゼミを年に一度開催しています。
主役はあくまで学生。ゼミの企画・準備から当日の進行・発表まで,すべて学生の手で作り上げてもらっています。
この合同ゼミはこれまで1泊2日で開催してきており,昼の活発な意見交換はもちろんのこと,夜の懇親会ではさらに濃密な意見交換がなされ,また,同分野に取り組んでいる他大学の学生との「横のつながり」を形成する格好の場となっています。夜の交流会では,なぜか主役じゃないはずの教員も頑張ってしまうようです。
北海道内電力研究室合同研究発表会
北海道内の大学・高専の学生による研究成果の発表を行います。成果発表会後に懇親会が行われます。
この企画は平成22年度に第1回が開催され道内における電力システムに関連する研究発表・交流の場として展開されております。